日本一のニートが書いた全く新しい勉強方法!ゆる~く楽しく学んだものが強い!『知の整理術』の要約と書評

日本一のニートが書いた全く新しい勉強方法!ゆる~く楽しく学んだものが強い!『知の整理術』の要約と書評

突然ですが、働くの、めんどくさいな~って思いませんか?笑

私も最近「できるだけ働かないで生きていけないか?」と考えて、いろいろ調べていました。笑

いや、ちゃんと働けよ!(笑)

そこで見つけたのが「pha(ファ)」さんという日本一のニート。格安のシェアハウスに住み、自家栽培と自炊で節約。結婚せず、お金がかかる趣味は持たず、仕事はたまにブログを書いたりして年収100万円くらい(だった。今は書いた本が売れていて印税がたくさんありそう)。それで毎日ふらふら好きなことをしているらしい。

(絶対やばい人でしょそれ。。。)

そんなphaさんの最新の著書が、今回私が読んだ『知の整理術』です。

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人生にゆとりを生み出す 知の整理術

冒頭には、いかにもニートらしい、ゆる~いお言葉。

一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつのほうが強い

「働かなくても済む方法」という内容ではなく、「ラク~に勉強しよう」という内容のようだ。これはこれで楽しみ!

それでは要約&書評の始まりです!

勉強を続ける3つの方法

何か困ったことがあっても、調べれば解決する問題は多い。いろいろな制度を知らないだけで損する場合も多い。だから「調べること」や「学ぶこと」に抵抗がない人は得をする。

学びに抵抗を持たなくなるには、次の3つが大事。

1.習慣の力

無理なく続ける。習慣を作るのは環境。例えば、周りに勉強する人が多ければ自分も勉強するようになるし、教養のある親がいれば自分も教養が身につく。

2.ゲーム感覚

人生は自由度MAXのゲームだと考えて、勉強を楽しむ。例えば、目標を達成したときのごほうびを設定する、TODOリストを消化するたびにそれを破り捨てる等。

3.楽しいことだけやる

自分に必要だと思える作業は快楽が高まる。例えば、のどが渇いているときに飲む水はおいしいし、ハマっているゲームの攻略法を調べるのは楽しい。こうやって、「調べる・学ぶの楽しさ」を覚える。

楽しくなるまでに時間がかかるもの(例:よく知らない音楽)は、いったんハマると非常に面白い。

楽しんでいる人のマネをしたり、話を聞いたり、本を読んだりして「思考をトレース」すると楽しみ方がわかる。

「勉強」は、役に立ち、お金もかからず、一人でできる、一生ものの「趣味」。

頭の中を整理する4つの方法

1.五感を活用する

電子書籍よりも紙の本を読むほうが、紙の質感、重さ、手触りなどの「触覚」があるので記憶に残りやすい。グラフ、写真、目立つ色などで「視覚」に訴え、メロディー、語呂合わせ、音読、ブツブツつぶやくなどで「聴覚」に訴え、ダジャレやラクガキで「ユーモア」に訴える。五感を総動員する。

2.思いついたことは書く

頭の中でずっと考えているだけだと、同じ考えがぐるぐる回るだけ。文字や言葉は、そのボンヤリした考えを切り出し、整理してくれる。書いたものはいつでも読み返せるから、そこで気づくことも多い。

3.周辺情報と一緒に

例えば、歴史上の人物を覚えるなら、その人のどうでもいい周辺情報(なんと昆虫が大好物!)も一緒に覚える。法律を学ぶなら、法律に詳しい友達(やTwitter)の世間話も聞く。旅行中に覚えたり、お気に入りの公園で覚えたり、勉強にストーリーを加えてみる。ノートをとるときも、かっこいい英語の筆記体を使ってみたり、絵やラクガキを加えてみたり、聞き手と逆の手で書いてみたり。自分なりに周辺情報を味付けして、ただの情報を「生きた情報」にする。

4.制限や苦手を逆手に取る

選択肢が多すぎたり、自由度が高すぎると、何をすればいいかわからない。
・毎月1冊しか本が買えないなら、選び抜いた1冊に集中できる。
・話すのが苦手なら、書くことに集中できる。
・冷蔵庫の中にあるものしか使えないという制限があるからこそ、やりくりする楽しさが生まれる。
・図書館に行くことで、勉強するしかなくなり、集中できる。
・締め切りがあるから、やる気が出る。

インプット(情報を入れる)の方法

インプットには3つの段階がある。

1.興味を持つ

どんなに興味が持てなさそうなことも、この広い世の中にはそれを楽しんでいる人がいる。歴史が大好きな人や、経済の話が大好きな人をTwitterでフォローして楽しそうな空気感を知る。また、今はどんなジャンルにもマンガがあるから、それを読んで、マンガの登場人物たちのストーリーを楽しむ。専門用語を覚えるのも興味を持つ方法の1つ(ディズニーに興味がない人も、Dヲタの専門用語をみると使ってみたくなってくる)。

2.読む

初心者向けの本2冊+1(エッセイ・マンガ・ネットなど)の3つをごちゃ混ぜに読む。異なる作者の異なる立場からの言葉をぼんやりと把握することで、大局的な原則を知ることができる。大局的な原則がわかれば、現実に起きた問題に対して応用できる。1つの本しか読まないと、思考と知識が偏り、様々な場面に応用できない。

3.覚える

読んで、忘れて、読んで、と短時間での復習を繰り返すと効果的。覚えたい事柄を3つメモして散歩に出かけ、15分に一度、思い出せるか確認。思い出せなかったらメモを見る。そうして、短期記憶(パソコンでいうメモリ)から長期記憶(ストレージ・ハードディスク)に記憶を移し変える。

頭の中にあるものを書き出したり、授業を聞いているときに取るメモは、とにかくスピードが大事でどんどん書いていく(短期記憶)。対して、復習するときに読み返すものは、見やすく整理されたものを作ってそれを覚える(長期記憶)。

脳はとても飽きやすい。目に付くところに覚えたい事柄を貼り出したり、Twitterで勉強に関するbotをフォローしても、2週間で気づかなくなる。貼る場所を変えたり、フォローするアカウントを変えたりして、常に変化させるのが大事。

誰でも情報発信できる今の時代では、ネット上に無数の情報がある。価値のない情報も非常に多いため、情報をよりすぐってくれる「キュレーター」に頼ろう。お気に入りの優れたキュレーターを数十人ほど持っておくと、ネットから情報を得るのが非常にはかどるし、キュレーターが追加するコメント(=周辺情報)が面白ければ記憶に定着しやすい。

この「優れたキュレーター」って、このサイト、つまり僕のことかな!??!?

↑(笑)

つづき↓

紙の本がネットより優れている点は、「周辺の情報がまとまっている」こと。ググればわかる知識を覚えていても意味がないが、周辺の情報(知識と知識のつながりや、それが社会で果たす役割、その知識に対する専門家の意見など)がわかれば現実に応用ができる。娯楽のための本(マンガや小説)は電子書籍でも良い。

どんな本も、作者の伝えたいエッセンスは20ページほどにまとまる。あとのページは、そのエッセンスの詳しい説明だったり、具体例だったり、対談だったり、どうでもいい情報だったりする。もっとパラパラ雑に読んで、大事だと思ったところだけメモして読み返せるようにしておけば十分。

本を買う前に、図書館や古本を有効活用しよう。貸し出し期間が決まっているからこそ読む気が起こる。

買う本は本当に自分にとって最高だと思えるものに限る。身銭を切って買った本は印象に残るが、買うことに慣れていると印象に残らないから。

買った本は読み終えたら売ろう。いざ売るとなると、その前に読んで吸収しておこうという気が起こるから。

 

アウトプット(情報を出す)の方法

ほかの人に説明するために文章を書こうとすると、あやふやな理解では書き出せないことに気づく。否応なしに正確な情報を調べたり、頭の中が整理されたりして、理解が深まっていく。

いろいろなことを深く知りたい、考えたことや覚えたことを記録しておきたい、そんな動機があれば、ブログを書き続けることができる。読者がいなくても、お金にならなくても、自分のためになりさえすればそれでいい。

Twitterは文章を書く準備体操にちょうどいい。思いついたことをテキトーに垂れ流しても許される。あとからまとめて文章にすればいい。つぶやきに対する反応もすぐに返ってくるから、反応が悪かったらすぐに方向転換できる。「おはよう」と書くだけでも、「書くモード」に入るのに有用。

ちゃんとしたアウトプット(他人に発表する文章)を作るときの3つのステップ

1.アイデア出し

大きな紙の真ん中にテーマを書き、その周辺に思いついた「書きたいこと」をどんどん書いていく(注:付箋に書いて貼っていくと、後で構成するときにラクだと思いました。)。アイデアは横に広がるので、紙も横にして使うとよい(縦は順番や論理を構成するのに向いている)。

2.構成

たくさん出したアイデアを取捨選択し、グループ化し、どんな順番で書くかを考える。

3.実装

機械的に黙々と書いていく。最初は完璧を目指さず、6割くらいの完成度でいい。何度も推敲して完成度を高めていく。

アウトプットの質を高めるポイント

1.パクる

完全にオリジナルなものなんてこの世に存在しない。全てのアウトプット(本や記事など)は、他人に教わったり、他人の本を読んだりして身についたものをちょっとアレンジした程度のものである。読んでみて「これくらいなら自分でも書けそうかな」とか「自分と考えが似ているな」と思える本をパクると良い。1つのものを100%パクると問題になるから、Aから40%、Bから30%、Cから20%、Bから10%といった具合にバランスよくパクると良い。

2.休む

良いアイデアは、考えても出てこない。リラックスしているときにフッと思いつく。コツは、考える材料・考慮すべき要因を全て頭の中に入れてから休むこと。そうすると、無意識の力が解決策を探し出してくれる。

3.何度も練習する

アウトプットを繰り返して、脳のシナプスを強化し、無意識のうちにそれができるレベルに達する。

 

モチベーションを保つ方法

・だるい、やる気がない、そんなときはそれを言葉や文字にして外に出すと、自分の中から抜けて少し楽になる。ツイッターで遠慮なくつぶやけば良い。やる気が無いというツイートを3日も4日も続けて、自分のツイートを客観的に見てわかる状態になると、「ああ、自分は4日も何もしていないのか。そろそろやるか」という気になってくる。

・やる気が無くてもとりあえず、机に向かってみたり、本やペンを持ってみたりする。すると自然とやる気が出てくる。出てこなかったら、しばらくダラダラしていればいい。「やる」「やらない」の2択ではなく、「やったりやらなかったり」「音楽を聴きながら」「やるフリだけする」とか、中間の選択肢をたくさん持っておけば気が楽。

・死を意識する。みんな気づいていないけど、自分の余命なんてあと少ししかないのだ。3ヶ月も3年も30年も300年も、宇宙から見れば一瞬に過ぎない。自分の余命があと3ヶ月だったら何をする?死ぬ前に何かやっておきたい、そんな気になるのが動物の性。

 

スケジュールを守る方法

・あらかじめ自分のダメさを計算に入れておき、余裕を持たせておく。

・いろいろやらなきゃいけないことがあるなら、まずはそれを全部リストアップする。

・リストアップしたら、一番ラクそうなやつから始める(やる順番を決める)。

~~このように、計画を立てる段階(上記)と、実行する段階(下記)をしっかり分けることが大事~~

・ある作業をしているときはそれだけに集中する。ほかの仕事は忘れておく。リストに書いてあるから大丈夫。

・作業は1時間以内に区切り、休憩や気分転換を入れる。(1時間+10分休憩)×3セット のほうが、 3時間+30分休憩 よりも作業がはかどる。人の集中力は1時間以上なかなか持たない。自分にあった作業時間を見つける。

・気分転換の内容は、睡眠、食事、風呂、散歩、音楽を聴く、アロマを楽しむ、甘いものを食べる、部屋を真っ暗にしてボーっとするなど、なんでもいい。

おすすめの漫画

個人的に面白そうだと思ったのは、以下の8つ。他にも12個くらい紹介があった。

・バーナード嬢曰く

・カバチタレ

・ナニワ金融道

・ドラゴン桜

・エンゼルバンク

・マネーの拳

・インベスターZ

・まんがでわかる7つの習慣

私(西川)の書評

この本を読んで一番印象に残ったのは「あとがき」。

短いので、思い切って引用してみる。

僕は小さいころからずっと、「働きたくないなー」と思って生きてきて、大学を出て就職をしたものの、やっぱり会社勤めが合わなくて、28歳のときに会社を辞めて、それ以来ずっとふらふらと定職につかずに暮らしている。それで本やブログで、「人間は働くためだけに生きているわけじゃない」とか、「会社を辞めても生きていく道はいろいろある」とか、「しんどい場所からは逃げていい」ということをずっと言ってきたんだけど、読んだ人から時々言われるのが、「それはphaさんのように能力がある人だからできることで、自分には無理だ」ということだ。そうかもしれない。たぶん、僕には何かの能力があるのだろう。この本は、そんな僕が身につけているものをいろんな人におすそ分けして、僕みたいな家事で生きられる人をもっと増やしたいと思って書いたものだ。

なんて潔いんだろう。「そんなことはない、僕以外の誰にでもできることだ」なんてリップサービスを言わない。本当に思っていることを素直に伝えている、この感じ。

phaさんの勉強方法も生き方も、phaさんだけのものだ。つまり、単なるひとつのやり方に過ぎないから、取り入れられる部分だけ取り入れて、自己流でいいんだよ、というメッセージなんだろう。

「満遍なくパクる」とか、「だるいと思ったら遠慮せずにつぶやく」とか、「死を意識しろ」とか、普通の人はなかなか思いつかない発想もあって、意外と面白かったね!

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人生にゆとりを生み出す 知の整理術

 

今回のお話はここまで!!

 

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