物を増やすには?

以前のページでは、
健康、自由な時間、物、の3つを増やすようにがんばることが、幸せを増やすことにつながる
っていう説明をしたよね。

それで、3つのうちのひとつ、「健康」の増やし方までは、わかってくれたと思う。

今回は、「物」の増やし方について、説明するよ。
「物」っていうのは、食べ物、飲み物、服、いろいろな道具や施設のことだね。

ぼくが毎日食べているごはんは、どこから来ているんだろう?

 

人々は助け合って生きている

物の増やし方を説明するには、まず、われわれ人間が、どのように生きてきたかを説明しなくちゃいけない。

簡単に言うと、われわれ人間は、役割分担して、助け合って生きているんだ。

 

人間が生きていくには、いろいろな「物」が必要だよね。
たとえば、水、お米、服、家、電気。ほかにもたくさんある。

これらのものを、ぜんぶ一人で作ることはできるかな?
・水→井戸を掘ってみる?
・お米→田んぼを作ってみる?
・服→糸を作って、編んでみる?
・家→木を切って、組み立ててみる?
・電気→どうやってつくる?

できっこないよね。じゃあ、なんで僕らは、水、お米、服、家、電気をもらえるんだろう?

う~ん。。。お米はお米屋さんが作ってくれる。家は大工さんが作ってくれるよね。。。

そう、つまり、人は助け合って生きているんだ。
君はまだ子供だから、他の人のことをあんまり助けていないかもしれないけれど、
大人は人々と協力して、お仕事をすることで他の人のことを助けているんだ。

 

たとえば、ある大人たちは、何人も集まって一緒にダムを作って、雨水をためておけるようにした。
その雨水をきれいにする装置を作って、水をたくさんの人たちにとどけるために水道を作った。

たとえば、ある大人たちは、何人も集まって一緒に大きな田んぼを作った。
すごいスピードで田植えができる機械を作って、できた大量のお米をきれいにする機械も作った。

服や、家や、電気も、みんな、たくさんの大人が協力して、たくさんの人に届けられるようにがんばっているんだ。

僕も、他の大人たちと協力して、たくさんの人たちを助けるために仕事をしているんだよ。

 

そして、ここが一番大事なポイント。
他の人を助けるだけだと、自分が生きていくには、どうしたらいい?

例えば、お米をたくさん作っている人は、お米だけ持っていても、生きていけないよね。
水や、服や、家や、電気もほしいよね。

う~ん、誰かにお米をあげて、その代わりに服をもらうとか。。。?

そう。お米をたくさん作ったから、そのお米を、水や、服や、家や、電気と、とりかえっこしてもらえばいいんだ。

 

いろいろな人ととりかえっこできる社会があるから、ある人は、とにかくお米を作ることに集中できる。
どんどんお米を作るのがうまくなって、たくさんお米ができる。たくさんの余ったお米を、いろいろなものに交換できる。

またある人は、とにかく電気を作ることに集中できる。
電気を作るのがとても上手になって、たくさん電気があまる。余った分を、交換してもらう。

これが、人間が役割分担をして、助け合って生きているということなんだ。

ぼくが毎日食べているごはんや、着ている服も、みんなの助け合いのおかげでできているんだね!

 

助け合いをスムーズにするために「おかね」が生まれた

人々は助け合って生きていることはわかったよね。でも、ひとつ問題がある。

例えば、君がたくさんお米を作ったとしよう。
そして、余ったお米を、お魚に交換したいと思っている。

けれど、魚釣り名人の山田さんは、今はお米をじゅうぶん持っているから、お米はいらないってさ。
せっかくたくさんお米を作ったのに、お魚と交換してくれる人がみつからない。

じゃあ、自分で魚釣りをする?でも君が得意なのはお米作りなんだ。それじゃ効率が悪いよね。

 

この問題を解決するのが、おかねなんだ。君が持っている、10円、100円。おかね。

 

おかねとは、昔、国が作った制度なんだ。
国は、10円玉とか100円玉とか1000円札とか、たくさんのおかねを作った。
そして国民のみんなに、
「1000円のおかねは、いつでも必ず、1グラムの金と交換します!」
「どんなものでも国に持ってきてくれたら、おかねに交換します!」
と発表したんだ。

 

するとどうだろう?
おかねはいつでも金と交換できる。とっても価値があるものだ。
そして、とても小さくて、持ち運びがしやすい。
みんながおかねをほしがった。

ある人は、余ったお米を国に持っていき、おかねをもらった。
ある人は、あまった魚をもっていき、おかねをもらった。
こうして、みんな、いくらかのおかねを持つことになったんだ。

「おかねは大事」ってよく聞くけど、それは国が、おかねには価値があるって約束してくれているからなんだね!

 

物と物の間におかねが挟まること=売買

さっきの話に戻ろう。君は余ったお米を魚に交換したいと思っている。
さっきは、交換してくれる人がなかなかみつからなかったけど、今度はどうだろう?
みんな、いくらかのおかねを持っているから、君はこう言えばいい。
「このお米、100円で売るよ!」

魚を持っている人は少ないけど、おかねならたくさんの人がもっている。
たくさんの人の中には、お米がほしい人はきっといる。
だから、お米をおかねと交換することは簡単だ。

お金を得たら、今度は魚釣り名人の山田さんにこう言えばいい。
「そのお魚、100円で買いたいな!」
山田さんは、お米は欲しくないかもしれないけど、おかねなら欲しい。
おかねはみんなが欲しがるものだったよね。

こうして、君は簡単にお米を魚に交換できた!

物と物の間に、おかねが挟まることで、スムーズに交換ができるんだね。

 

こうして、
お米屋さん
魚屋さん
肉屋さん
八百屋さん
服屋さん
ゲーム屋さん
映画館
ふとん屋さん
電化製品屋さん
レストラン
パソコン屋さん
などなど、いろいろなお店ができて、
おかねを払えば、好きなものと交換することができるようになった。

 

これが、今の人間の社会なんだ。

物と物を交換するのは大変だけど、物とおかねを交換するのは簡単なんだね!

物を増やす方法

ここまでの説明で、物を増やす方法が、なんとなくわかってきたかな?

そう。つぎの3つのステップで、君は物を増やすことができるんだ。

①何か得意なことをがんばって、他の人の役に立つ、価値のあるものを生み出す。

②それを売って、おかねに変える。

③得たおかねで、君が幸せになるための物を買う。

こういうことなんだね。

 

 

僕自身も、

①得意なパソコンを使って、会社で仕事をする。

②仕事をしたお礼に、会社からおかねをもらう。

③もらったおかねで、食べ物や家を買って、その一部を君にあげる。

という、3つのステップをしっかりやっている。

おかねをかせぐ → 物がふえる → 幸せ ってことかあ!

そうだね。

よりたくさんのおかねと物を得て、幸せを増やしたいなら、
次の4つのステップそれぞれのコツをよく知ることだよ。

 

①自分が得意なことをどんどん極めていくこと。

例えば、魚を釣るのが下手でも、お米を作るのが上手なら、そっちをがんばればいいんだ。
そうすれば、他の人に負けない、たくさんの価値を生み出せるようになるね。

 

②高く売れるものを生み出すこと。

例えば、君のほかにもお米を作っている人がたくさんいたとする。
君がお米を200円で売っているときに、他の人は100円で売るといってきた。
そうしたら、みんな100円のお米を買うよね。
だからといって、君が50円でお米を売ったら、少ないおかねしかもらえない。

こんなときはどうすればいいかな?いろいろなやりかたがあるね。
例えば、君はとってもおいしいお米を作る。
そうすれば、200円でも買いたい人がいっぱいでてくるよね。
それとも、お米は諦めて、まだ誰も作ったことがないゲームを作ってみる?
そのゲームは君からしか買うことができないから、値段は君が好きに決められるね。

 

③生み出した価値を、できるだけ高く売ること。

たとえば、君が作ったお米を、
山田さんは100円で買うといっているけど、鈴木さんは200円で買うといっている。
そうしたら、鈴木さんに売るほうがいいよね。
つまり、お客さんの候補をたくさん見つけるってことだ。

 

④欲しいものを、安く買う。

例えば、君は今100円持っているとする。そして、おにぎりを買いたいと思っている。
ある店では、おにぎりを100円で売っている。
別の店では、同じおにぎりが50円で売っている。
だったら、50円のおにぎりを2個買うほうが、おにぎりがたくさんで幸せになれるよね。

 

まとめ&図解

今回のお話をまとめると、こういうことだね。

幸せになるための「物」を増やすには、

①自分が得意なことを極めて、たくさんの価値を生み出す

②ライバルに負けない、高く売れる物を生み出す

③生み出したものを、高く買ってくれる人を探して、その人に売る

④得たお金で、欲しいものを安く買う

ということだね。ちょっと難しかったかな?

 

↓①                     ↓④

↑②                     ↑③

 

なんだかむすかしそうだなあ。。。

大丈夫!それぞれのステップについて、また今度、詳しく説明するね。
今は、だいたいこの4つのステップなんだということがわかってくれれば大丈夫だよ。

この4つのステップは、もっとシンプルな法則におきかえることができる。
君が、たくさんの人の役に立てば立つほど、結局は君がどんどん幸せになっていくんだ。
これはとっても大事な法則だから、よく覚えておいてね。

 

次は、幸せになるための最後の要素、「自由な時間をふやす」について説明するよ。

→⑦時間を増やすには?

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